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積雪エリアで災害時の電力供給を強化した住宅

鉄骨系ユニット住宅「パルフェN-bjスタイル」代表外観

 積水化学工業(株)住宅カンパニーは、垂直積雪量100~200cmの積雪エリアにおいて、若年者層向け鉄骨系ユニット住宅商品「パルフェN-bjスタイル」を25日より発売する。

 同商品には、災害前から自動で備える「蓄電池自動充電機能」を導入。これにより、事前に複雑な蓄電池の操作をしなくても、停電発生時に蓄電残量が不足するリスクを軽減できる。太陽光発電と電気自動車をつなぐ「VtoHeim」も導入。太陽光発電で発電した電力を、電気自動車と蓄電池に効率よく貯めることができ、停電時でも住宅に電力を供給することが可能に。エコキュートにも活用できる。
 また、独自の全室空調システム「快適エアリー」「ウォームファクトリー」の操作性を向上。AIスピーカーに話しかけることで操作が可能となったほか、子供の帰宅通知や宅配ボックスの着荷通知を行なうなど、利便性を向上させた。

 外観は、ミレニアル世代に人気のシンプルモダンを中心に、多様化する外観趣向に対応。建物と一体化した風除室の設置も可能で、多雪エリアの暮らしをサポートする。さらに、構造耐力上主要な部分・雨水の浸入を防止する部分について、30年保証を新たに導入。30年以降も、60年目まで従来通り無償で5年ごとの定期診断を行なう。

 年間販売目標は「パルフェN」シリーズ全体で500棟、モデル価格は1坪当たり68万円台から。


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