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ネット上で接客できる環境を整備/ハウスドゥ

安藤氏は「来年には5Gが始まることから、ネット上でできる接客環境の構築を進めていきたい」と話した

 (株)ハウスドゥ(東京都千代田区、代表取締役:安藤正弘氏)は6日、同社が展開する売買仲介フランチャイズチェーン加盟店向けの第13回全国大会を、ホテル ナゴヤ キャッスル(名古屋市西区)で開催した。

 2019年10月末時点での加盟店舗数は620店舗(開業準備店含む)。また、FC展開を目指し、2月に現地法人と合弁会社を設立したタイでは、このほど第1回目のFCおよびパートナー加盟の説明会を開催。約80人が参加した。安藤氏は「その半数以上から前向きな反応をいただいており、手応えを感じている。タイでのFC展開を必ず成功させたい」と話した。

 20年は、5G(第5世代移動通信システム)の導入を見据え、仲介実務でのテレビ会議による接客、VRによる物件案内などを積極的に導入するほか、専用サイトやアプリ上でシステム条件や間取り、予算を入力すると、瞬時に必要費用、貸入可能なローン額などが算出され、おおよその住戸プランも立体パース等で提示できるシステムの開発も計画している。また、新たに不動産テックショップブランドも立ち上げるほか、既存の店舗デザイン等のブランドイメージ刷新も実施する予定。

 そのほか、引き続き、リバースモーゲージ保証事業やハウス・リースバック事業に注力していく。

 同氏は「情報の公開と安心担保がないと、不動産実務におけるテクノロジー化が進みにくい。1,000店舗体制の実現によって日本一のネットワーク、ポータルサイトの構築を目指し、その実現を図りたい」と述べた。


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