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純利益が5期連続過去最高/住友不20年3月期2Q

 住友不動産(株)は12日、2020年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(19年4月1日~9月30日)は、売上高5,794億3,800万円(前年同期比7.1%増)、営業利益1,375億7,300万円(同9.8%増)、経常利益1,318億4,800万円(同11.2%増)、当期純利益932億2,400万円(同16.5%増)と、当期純利益は5期連続、それ以外は4期連続過去最高業績となった。

 不動産賃貸事業では、既存ビルの空室率低下と賃料上昇に加え、前期竣工物件の通期稼働が寄与し、売上高1,937億9,800万円(同4.0%増)、営業利益836億7,400万円(8.4%増)と増収増益。空室率は既存ビルで1.7%(前期末2.8%)。

 不動産販売事業では、計上戸数は4,175戸(前年同期比82戸減)と減少したものの、都心タワーマンションを中心に平均価格が上昇した結果、売上高2,548億9,400万円(同7.4%増)、営業利益464億1,000万円(同3.9%増)。マンション契約戸数も2,408戸で前年に比べ253戸減少しているものの、当期のみを取り上げると1,390戸(同43戸増)とプラスになっており、通期業績予想に対しては計画通りの進捗状況。

 完成工事事業は、計上棟数の増加と利益率の改善により売上高921億1,600万円(同15.0%増)、営業利益66億3,500万円(同128.9%増)。「新築そっくりさん」事業が3,730棟(同1,211棟減)、注文住宅事業で1,115棟(同482棟減)を計上した。

 不動産流通事業は、仲介件数が1万9,769件(同6.1%増)と過去最高の実績で、売上高362億900万円(同4.0%増)、営業利益111億2,200万円(同8.5%増)となった。

 通期業績については売上高1兆200億円、営業利益2,340億円、経常利益2,200億円、当期純利益1,400億円を見込む。


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