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断熱窓リフォーム商品を発売/ナイス

 ナイス(株)は9日、窓リフォーム商品「あったかMADO」の供給を開始した。

 「あったかMADO」は、(株)栗原(東京都文京区、社長:栗原重和氏)の断熱窓「K-WINDOW」を、(株)BACホールディングス(愛知県一宮市、社長:長谷川 祐貴氏)の特許取得技術である発泡ウレタン充填工法「発砲工法」で取り付ける、業界初のカバー工法によるリフォーム窓。

 「発砲工法」は、既存の枠組と新規の枠組の間に硬質発泡ウレタンを充填することで、新しい窓や建て具などを断熱性、気密性、水密性、耐風圧性を高めて取り付ける。硬質発泡ウレタンは、硬化時間が2~5分と短く、溶接やビス止め等が不要なため、火気が使用できない作業場でも設置が可能。また、原則として屋内からの作業だけで完結できるため、短時間かつ安全に施工することができる。標準的な窓であれば1時間程度で施工が可能。

 次世代住宅ポイント制度にも対応しており、標準仕様は、横すべり出し窓、縦すべり出し窓、片上げ下げ窓、引違い窓、FIX窓(はめごろし窓)、テラスドア、テラス戸を用意。引違い窓の代表価格は11万8,900円~22万9,300円。基本施工費は9万円。

 同社では、関東から関西にかけて施工を含めた供給を開始する。また、工務店のリフォーム提案をサポートする総合リフォーム支援サービス「リフォームパッケージサービス」のうち、「断熱リフォームパッケージサービス」のラインアップに「あったかMADO」を加え、工務店の断熱リフォームの受注を支援していく。


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