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リフォーム・リニューアル工事の受注増

 国土交通省は10日、2019年度第2四半期の「建築物リフォーム・リニューアル調査」結果を発表した。

 元請けとして受注した建築物リフォーム・リニューアル工事について、建設業許可業者5,000者に対し調査したもの。

 建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高は、合計が3兆2,583億円(前年同期比12.8%増)。うち、住宅に係る工事は9,833億円(同7.0%増)、非住宅建築物に係る工事は2兆2,750億円(同15.5%増)。

 工事種類別では、住宅は、増築工事が138億円(同19.9%減)、一部改築工事が274億円(同1.6%減)、改装・改修工事7,679億円(同12.7%増)、維持・修理工事1,742億円(同9.5%減)となった。非住宅建築物は、増築工事1,562億円(同34.6%増)、一部改築工事622億円 (同4.9%増)、改装・改修工事と維持・修理工事が2兆566億円(同14.6%増)だった。

 工事内容では、住宅は「木造」の「一戸建住宅」(4,680億円、同12.5%増)、「コンクリート系構造」の「共同住宅」(3,909億円、同 6.3%増)の順に多かった。非住宅建築物は、「コンクリート系構造」の「事務所」(3,003億円、同16.3%増)、「鉄骨造」の「生産施設(工場、作業場)」(2,594億円、同14.5%減)の順に多い結果になった。


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