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11月のレインズ、成約報告が7ヵ月連続減

 (公財)不動産流通推進センターは20日、2019年11月の全国の指定流通機構の活用状況を公表した。

 同月の新規登録件数は36万8,939件(前月比3.6%減)で、3ヵ月ぶりに減少した。成約報告件数は4万5,452件(前年同月比5.7%減)となり、7ヵ月連続の減少。前月比では2.7%増加した。

 物件別にみると、売り物件の新規登録件数は13万8,524件(前月比4.9%減)で3ヵ月ぶりのマイナス。成約報告件数は1万5,383件(前年同月比1.9%減)。総登録件数は38万2,768件(同9.1%増)で、31ヵ月連続で増加した。

 賃貸物件では、新規登録件数は23万415件(前月比2.8%減)で、3ヵ月ぶりの減少となった。成約報告件数は3万49件(前年同月比7.5%減)と、9ヵ月連続の減少。総登録件数は42万1,166件(同16.8%減)となり、55ヵ月連続の減少となった。

 売り物件の取引態様別物件数は、新規登録では媒介契約が9万4,282件(前月比2.8%減)。そのうち、専属専任媒介が1万6,254件(同1.6%減)、専任媒介が4万3,169件(同3.1%減)、一般媒介が3万4,859件(同2.9%減)だった。

 成約報告件数のうち、媒介契約は1万2,802件(前年同月比3.5%減)。内訳は専属専任媒介が3,277件(同19.7%減)、専任媒介が7,533件(同4.9%増)、一般媒介が1,972件(同0.8%増)となった。


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