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ミサワ、住宅地での住まいと交通のあり方を検証

 ミサワホーム(株)と(株)ミサワホーム総合研究所は25日、「高齢者等の外出を促すエリアリノベーションに関する実証実験」が、国土交通省の「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」に選定されたと発表した。調査・検証については、東京大学郊外住宅地再生社会連携研究部門(小泉秀樹教授)と共同で実施する。

 同実験では、住み慣れた住宅地に住み続けるための環境整備を「住まい」と「交通」の側面で捉え、高齢者が外出や来客の機会を増やすための住環境や仕組みづくりを検証する。川崎市麻生区の住宅地で計画されているオンデマンドバスの実証実験に併せて、エリア内の居住者に調査を実施。結果を分析し、新たなモビリティサービスと連携する最適なリフォームサービスのあり方を策定する。さらに、モニターを募集して実物件をリフォームし、効果測定や生活者評価を行なっていく。

 実証実験の結果については、ミサワ総研ホームページで公開するなど情報発信していく方針。


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