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「新宿住友ビル」刷新で全天候型イベント空間

リニューアル後の「新宿住友ビル」外観イメージ
「三角広場」イメージ

 住友不動産(株)は9日、 大規模なリニューアル工事を進めている超高層オフィスビル「新宿住友ビル」(東京都新宿区)におけるプロジェクトの目玉となる国内最大級の全天候型イベント空間 「三角広場」の概要を発表した。

 同ビルは、敷地面積1万4,446.46平方メートル。延床面積17万6,443.21平方メートル。高さ210m、地上52階地下4階建て。1974年竣工。都営大江戸線「都庁前」駅直結の立地。
 リニューアル後の延床面積は18万164.76平方メートル。工事完了は2020年5月末、開業は6月1日を予定。

 今回のリニューアルでは、通常の機能更新と併せて、建物低層部の形状を大胆に変更。敷地内の公開空地(約3,250平方メートル)をガラスの大屋根(最大天井高25m)で覆い、最大収容約2,000人の「三角広場」として整備。4K・564インチの大型ビジョンの設置や無柱空間の採用によって、さまざまなイベントに対応する。新たな消費を喚起し、地域活性化にもつなげていく。6月1日からオープニングイベントとして、(株)ほぼ日(東京都港区、代表取締役社長:糸井重里氏)が主催する「第5回生活のたのしみ展」を開催する。

 そのほか、飲食・物販店舗など 全20店舗で構成されるショップ・レストラン(地上1階・地下1階)、国際会議にも対応した「新宿住友ホール」(地下2階)も設置する計画。


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