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19年訪日外客数、前年比2.2%増で過去最多

 日本政府観光局(JNTO)は17日、2019年の訪日外客数(訪日外国人旅行者数)を公表した。

 同年1~12月の訪日外客数は3,188万2,100人(前年比2.2%増)となり、統計を開始した1964年以降で最多となった。

 東アジア市場については、韓国市場において8月以降、訪日外客数が半減する状況が続いているものの、それ以外の3市場(中国・台湾・香港)は新規就航や増便等による航空座席供給量の増加もあり、前年を上回った。中国は959万4,300人(同14.5%増)で、全市場を通じ、初めて950万人を達成した。台湾は489万600人(同2.8%増)、香港は229万700人(同3.8%増)だった。韓国は、558万4,600人(同25.9%減)。

 東南アジア市場は、タイ131万9,000人(同16.5%増)、シンガポール49万2,300人(同12.6%増)、マレーシア50万1,700人(同7.1%増)、インドネシア41万2,800人(同4.0%増)、フィリピン61万3,100人(同21.7%増)、ベトナム49万5,100人(同27.3%増)、インド17万5,900人(同14.2%増)だった。

 英国はラグビーワールドカップ2019日本大会開催期間中の9月、10月に前年同月比80%増を超える伸び率を示し、42万4,200人(同27.0%増)で、年計初の40万人越え。米国は、172万3,900人(同12.9%増)だった。

 結果、韓国を除く19市場で、過去最高を記録した。

 なお出国日本人数は2,008万600人(同5.9%増)だった。


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