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19年首都圏建売販売戸数は減少

 (株)不動産経済研究所は22日、2019年1年間の首都圏建売住宅市場動向を発表した。

 同年の新規発売戸数は4,473戸で、前年比で273戸、5.58%の減少となった。地域別では東京都1,411戸(同0.1%増)、千葉県1,171戸(同1.5%減)、埼玉県1,197戸(同17.7%減)、神奈川県662戸(同2.1%減)、茨城県46戸(同31.4%増)となった。

 1戸当たりの平均価格は5,130万2,000円で、前年比0.7%の下落。地域別の平均価格は、東京都6,797万7,000円、千葉県3,826万円、埼玉県4,084万2,000円、神奈川県5,715万3,000円、茨城県5,657万5,000円。

 なお、12月の新規発売戸数は850戸(前年同月比54.8%増)。地域別では、東京都361戸、千葉県218戸、埼玉県72戸、神奈川県174戸、茨城県25戸。新規発売戸数に対する契約戸数は486戸で、月間契約率は57.2%(同2.0ポイント増)。

 1戸当たりの平均価格は5,580万5,000円(同0.5%減)。即日完売はなし。月末時点の販売在庫数(発売後6ヵ月以内)は1,045戸で、11月末比で171戸増となった。


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