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「横浜ランドマークタワー」展望フロアを改修

「空中散歩マップ」イメージ

 三菱地所(株)と三菱地所プロパティマネジメント(株)は、「横浜ランドマークタワー」(横浜市西区)の展望フロア「スカイガーデン」を、4月25日にリニューアルオープンする。

 JR「桜木町」駅徒歩5分、みなとみらい線「みなとみらい」駅徒歩3分に立地。69階、高さ273mに位置し、フロアを一周しながら360度展望できる構造。開業から26年間で累計約2,400万人が来場している。

 今回のリニューアルでは、「YOKOHAMA360°」をコンセプトに、横浜の魅力を発信する拠点として改修。海辺の公園を散歩しているようなデザインとし、公園をイメージしたゆったりと広がる階段状のフロアや、横浜の空・ビル群・海・夜景を抽象化したグラフィックで空間にアクセントを加えた。

 新たなスペースとして「横浜」や「空」に関する約2,000冊を揃えたライブラリーを創設。毎月書籍を入れ替え、常に新しい本との出会いを提供するほか、まちと文化を深めるテーマでの定期的なイベントも開催する予定。横浜のまちが床や壁に投影された空間「空中散歩マップ」を設置し、横浜発祥の地、現代の観光スポット、歴史的建造物、横浜ゆかりのヒーローなどがあらわれる仕掛けで、横浜の歴史と文化が体験できる場とする。

 なお、同プロジェクトの企画ディレクションは(株)リビタが担当。同社は、5年前より同じく横浜ランドマークタワーの地下1階に位置する「大人のための街のシェアスペース・BUKATSUDO(ブカツドウ)」の企画・プロデュース・運営を任されており、その実績を踏まえて今回のプロジェクトも請け負った。BUKATSUDOの運営で構築したコミュニティを生かし、新たな展望フロアが、観光スペースとしてだけでなく地域のにぎわい創出の場になることを目指す。


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