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ビル・住宅とも好調/東建19年12月期

 東京建物(株)は5日、2019年12月期決算(連結)を公表した。

 当期(19年1月1日~12月31日)は、営業収益3,230億3,600万円(前期比18.2%増)、営業利益524億1,000万円(同12.1%増)、経常利益446億1,100万円(同6.1%増)、当期純利益297億9,600万円(同9.2%増)の増収増益。

 ビル事業は、「ザ・スクエアホテル銀座」や「ホテルグレイスリー浅草」の通期稼働や、新規物件の取得、都市型商業施設の売却、賃料増額改定などによって収益が増加。営業収益は1,209億4,000万円(同11.3%増)、営業利益370億9,500万円(同11.1%増)となった。

 住宅事業は、住宅分譲で「ブリリアタワー上野池之端」など1,316戸(同327戸増)を計上。営業収益は983億9,700万円(同35.2%増)となった。住宅賃貸、マンション管理受託も含めたセグメント営業収益も1,312億9,700万円(同34.4%増)、営業利益は158億4,600万円(同12.0%増)となった。

 次期は、営業収益3,500億円、営業利益530億円、経常利益460億円、当期純利益310億円を見込む。


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