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増収減益/東急不HD20年3月期3Q

 東急不動産ホールディングス(株)は10日、2020年3月期第3四半期決算(連結)を発表した。

 当期(19年4月1日~12月31日)は、売上高6,012億3,100万円(前年同期比2.9%増)、営業利益443億3,600万円(同0.4%減)、経常利益361億5,900万円(同4.1%減)、当期純利益207億9,600万円(同12.8%減)。

 主力の都市事業は、投資家向けのビル売却収益の減少等により減収となった一方、渋谷ソラスタ等の新規稼働物件が寄与。売上高は1,518億円(同8.7%減)、営業利益は328億円(同3.9%増)となった。空室率(オフィスビル・商業施設)は0.4%と引き続き低水準を維持した。

 住宅事業は、分譲マンションの計上戸数が増加。売上高は701億円(同55.8%増)、営業利益は24億円(前年同期:営業損失10億円)と増収増益。販売状況は堅調。完成在庫は前期末から減少、マンションの通期売上予想に対する契約済み割合は90%(期首54%)と順調に進捗している。

 通期予測は、売上高9,300億円、営業利益820億円、経常利益710億円、当期純利益390億円を見込む。


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