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まちづくりへのSIB活用テーマにシンポ

 国土交通省は、3月13日に「『まちづくり×SIB』シンポジウム」を開催する。

 「SIB」とは、「ソーシャル・インパクト・ボンド」の略語で、官民連携の仕組みの一つ。人口減少や高齢化といった自治体が抱える課題について、民間に解決手法の選定をゆだね、成果に応じて行政が報酬を支払うもの。同省では、まちづくりにおける社会課題に解決を促す金融支援の一策として導入を検討している。

 シンポジウムでは、龍谷大学政策学部教授の深尾昌峰氏が「まちづくり分野におけるSIB活用の意義と取り組みの際の考え方について」と題して、(株)日本政策投資銀行地域企画部担当部長の矢端謙介氏は「国内外のESG金融の潮流とまちづくり×SIBへの期待について(仮題)」をテーマに基調講演する。その後、「まちづくり分野でのソーシャル・インパクト・ボンドの活用に向けたポイント」を題材にパネルディスカッションを行なう。

 日本財団ビル(東京都港区)で14時から。定員200人(先着順)、参加無料。詳細は同省公表資料を参照。


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