不動産情報サービスのアットホーム（株）は24日、同社ネットワークにおける2020年2月の首都圏新築戸建てと中古（既存）マンションの登録・成約価格データを公表した。
新築戸建ての平均成約価格は3,486万円（前月比0.2％上昇）となった。価格水準の高い東京23区で、5,000万円以上の価格帯の割合上昇や平均敷地面積の拡大等があり、5,023万円（同7.1％上昇）と大幅に上昇。首都圏全体もプラスとなった。その他エリアは、東京都下3,673万円（同1.6％下落）、神奈川県3,623万円（同1.0％下落）、埼玉県3,123万円（同3.4％下落）、千葉県2,821万円（同3.0％下落）。
09年1月を100として算出した成約価格指数は、首都圏平均で98.4（同0.1ポイント上昇）となり、4ヵ月ぶりの上昇。なお、最も指数が高いのは埼玉県で109.8（同3.8ポイント低下）だった。
既存マンションの平均成約価格は2,664万円（同3.1％下落）。価格水準の高い東京23区（3,997万円、同8.0％下落）など3エリアが下落に転じたことで、首都圏全体がマイナスとなった。その他のエリアについては、東京都都下2,417万円（同4.8％下落）、神奈川県2,304万円（同2.9％下落）、埼玉県1,714万円（同2.2％上昇）、千葉県1,435万円（同15.5％上昇）。
1戸当たりの平均成約価格指数は133.7（同4.3ポイント低下）、1平方メートル当たりの成約価格指数は137.4（同6.2ポイント低下）だった。