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首都圏既存マンション、3ヵ月ぶりに成約数減

 (公財)東日本不動産流通機構は10日、2020年3月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンション成約数は3,642件(前年同月比11.5%減)と、3ヵ月ぶりに前年同月を下回り、地域別でもすべての地域で前年比減となった。東京都は1,930件(同9.1%減)、神奈川県は862件(同15.7%減)、埼玉県は413件(同17.1%減)と、いずれも2ケタ減に。千葉県は437件(同7.4%減)と減少した。

 1平方メートル当たりの成約単価は54万500円(同0.2%増)とほぼ横ばいながら、14ヵ月連続で前年同月を上回った。平均成約価格は3,489万円(同0.03%減)。新規登録件数は1万6,910件(同8.4%減)と、7ヵ月連続で前年同月を下回った。在庫件数も4万6,192件(同3.3%減)と、4ヵ月連続で減少。

 既存戸建ての成約件数は1,309件(同3.0%減)、平均成約価格も3,094万円(同2.8%減)と、いずれも3ヵ月ぶりに前年同月を下回った。


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