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営業利益は倍増/サンウッド20年3月期

 (株)サンウッドは11日、2020年3月期決算を発表した。

 当期(19年4月1日~20年3月31日)は、売上高118億8,300万円(前期比4.3%増)、営業利益8億4,900万円(同101.8%増)、経常利益6億5,400万円(同185.5%増)、当期純利益4億5,600万円(同139.3%増)。

 主要セグメントの不動産開発販売事業は、新築分譲マンション「ガーデンテラス大倉山プレミアム」の全住戸、「ガーデンテラス馬込プレミアム」および「サンウッド阿佐ヶ谷」等の一部住戸を引き渡した。また、新型コロナウイルス感染症にも対応し、追加で販売を進捗させた結果、売上高は101億7,200万円(同4.8%増)、セグメント利益は18億8,400万円(同41.3%増)となった。
 リノベーション事業については、在庫回転率を重視した販売期間短縮を目指す戦略を展開。下半期は新戦略の基に仕入れた物件の販売が好調に推移し、セグメント利益は1億800万円(同10.6%減)と前期に届かなかったものの、売上高は12億2,200万円(同2.6%増)と増収となった。

 次期は売上高121億円、営業利益4億7,000万円、経常利益2億6,000万円、当期純利益2億1,600万円を見込む。4月より全モデルルームを閉鎖しており、販売活動をストップ。上半期の追加販売は難しいものとして予定を立てている。


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