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寮事業は堅調で増収/共立メンテ20年3月期

 (株)共立メンテナンスは15日、2020年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(19年4月1日~20年3月31日)は、売上高1,697億7,000万円(前期比4.3%増)、営業利益112億500万円(同23.1%減)、経常利益124億9,900万円(同12.7%減)、当期純利益69億2,700万円(同27.6%減)。

 主力の寮事業は、合計15事業所、1,574室を新たに開業。期初稼働率は98.7%(前年比0.1ポイント増)と好調にスタート。以降、堅調に推移した結果、事業所数494ヵ所(前期比9ヵ所増・受託除く)、定員数は4万633名(同1,183名増)、売上高503億300万円(同2.8%増)、営業利益80億2,100万円(同2.7%増)となった。なお、3月末現在の契約者数は、新型コロナウイルスの影響もあり3万8,124名(前年同期比733名減)となっている。
 ホテル事業は、新たに10事業所をオープンし、事業所数121ヵ所(同10ヵ所増)、客室数1万7,656室(同1,716室増)に。インバウンド需要や国内旅行者の増加で、開業費用等を通期で吸収する見込みだったが、新型コロナウイルスの影響により、売上高789億7,600万円(同0.8%増)、営業利益48億5,300万円(同41.0%減)となった。

 次期は、新型コロナウイルス感染拡大による影響を、現段階で算定することが困難なことから未定とした。


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