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三井リアル仲介実績、手数料収入は横ばい

 三井不動産リアルティ(株)は19日、2020年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(19年4月1日~20年3月31日)は、営業収益1,772億2,000万円(前期比3.8%増)、営業利益214億2,200万円(同2.3%減)、経常利益212億900万円(同0.6%減)。

 主力の仲介部門では、リテール・ホールセール共に取扱件数・取扱高が増加したものの、ホールの大型案件が減少。取扱件数が4万2,818件(同3.0%増)と過去最高を記録。取扱高は1兆7,832億3,200万円(同4.4%増)と増加した一方、手数料収入は849億8,500万円(同0.1%減)とほぼ前年並みとなった。新型コロナウイルス感染症の影響については3月末時点では大きな影響は出ていないという。

 駐車場運営のリパーク事業は、駐車場管理台数の増加により売上高902億7,200万円(同8.0%増)。期末の管理台数は駐車場が26万8,711台(同2万3,260台増)、駐輪場が7万5,759台(同5,588台増)となった。また、カーシェアリング事業の期末時点の台数は4,198台(同574台増)と大きく増加した。

 なお、同社グループの期末店舗数は全国282店舗(同1店舗増)。


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