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不動産管理業は堅調/スターツ20年3月期

 スターツコーポレーション(株)は19日、2020年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(19年4月1日~20年3月31日)は、売上高2,090億9,100万円(前期比7.1%増)、営業利益239億1,200万円(同4.8%増)、経常利益241億2,200万円(同0.5%増)、当期純利益150億5,900万円(同1.3%減)。

 不動産管理事業は、管理物件数が順調に増加し、管理手数料および賃貸事業の売上高が堅調に推移。また賃貸住宅やテナントビル、商業施設のメンテナンス工事受注にも注力。売上高857億6,000万円(同8.0%増)、営業利益104億7,800万円(同14.2%増)。不動産管理物件数は、住宅が69万6,512戸、駐車場15万3,643台、オフィスビル等の施設2,194件。

 建設事業は、賃貸住宅や商業ビル等、幅広い土地活用提案を実施。売上高563億5,200万円(同7.5%増)、営業利益73億9,100万円(同16.3%増)。受注残高は1,051億5,600万円(同8.6%増)。

 分譲不動産事業は、マンション分譲214戸(同229戸減)などを引き渡し、売上高248億3,300万円(同13.6%増)、営業利益6億1,100万円(同33.2%減)だった。

 次期は、新型コロナウイルスの影響による経済活動の成約が第2四半期以降緩やかに回復していく前提で、売上高1,900億円、営業利益155億円、経常利益153億円、当期純利益100億円を見込む。


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