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日本橋室町三井タワー、CASBEE-WOで最高評価

「日本橋室町三井タワー」外観

 三井不動産(株)、日本橋室町三丁目地区市街地再開発組合は28日、「日本橋室町三井タワー」(東京都中央区)が、CASBEE-WO(ウェルネスオフィス)認証制度の最高位であるSランクを取得したと発表した。

 同ビルは、東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅およびJR横須賀線・総武快速線「新日本橋」駅の地下直結。敷地面積1.1ha。地上26階地下3階建て、延床面積約16万8,000平方メートル。2019年3月28日に竣工した。5~25階がオフィスフロア。低層階は「COREDO室町テラス」などの商業エリア。

 同認証制度は、19年6月より開始。オフィスビルで働くスタッフの健康・快適性を維持・増進することを目的としたハード・ソフト両面での取り組みを認証するもの。

 今回の認証は、8~12階に入居する三井不動産のオフィス部分および入居テナント向けのサービス・施設が対象で、これまでに認証された賃貸オフィスビルの中で最高スコアとなる92.0点を獲得。

 優れた安全性として、ガスを燃料にした発電(ガスコージェネレーション)による、BCP対応等が評価された。

 ワーカーの健康増進の観点からは、健康・運動促進施設「mot. 三井のオフィスfor Tomorrow / Mitsui Office for Tomorrow」(5~6階)が評価された。テナント企業向けの会員制施設で、貸会議室、無料ラウンジの他、フィットネスジムやリフレッシュルーム、サウナ等を備える。
 また、オフィスワーカーが仲間と気軽に参加できる健康促進プログラムや人事・健康担当者への健康経営実現に向けた専門的なサポートなどを提供する「&well」の取り組みも評価された。

健康促進プログラム「&well」のイベントの様子


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