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東京主要5区ビル空室率、2ヵ月連続で2%台

 ビルディンググループは8日、2020年5月度の全国6大都市圏(東京、名古屋、大阪、福岡、札幌、仙台)の主要エリアにおけるオフィスビル市況調査結果を発表した。調査対象は、空室率が基準階床面積100坪以上の事務所ビル、推定成約賃料が同100~300坪の事務所ビル。

 東京主要5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の平均空室率は2.08%(前月比0.08ポイント低下)となった。1坪当たりの推定成約賃料は2万3,136円(同175円低下)で、2ヵ月連続の低下となった。

 区別では、千代田区が1.36%(同0.70ポイント低下)、中央区2.32%(同0.09ポイント上昇)、港区2.34%(同0.22ポイント上昇)、新宿区2.27%(同0.07ポイント上昇)、渋谷区2.78%(同0.33ポイント上昇)となった。前年同月との比較では、千代田区と中央区は低下、港区・新宿区・渋谷区は上昇している。

 その他の都市では、名古屋が空室率1.74%(同0.27ポイント上昇)・1坪当たり賃料1万2,020円(同152円低下)、大阪は1.58%(同0.06ポイント上昇)・1万624円(同136円上昇)、福岡1.56%(同0.08ポイント上昇)・1万5,130円(同269円低下)、札幌1.49%(同0.13ポイント上昇)・1万1,008円(同358円上昇)、仙台2.53%(同0.24ポイント上昇)・1万1,273円(同256円上昇)。


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