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住みここちトップは、「半蔵門・麹町」駅/大東建託

 大東建託(株)18日、「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2020<首都圏版>」および「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2020<首都圏版>」を発表した。

 (株)マクロミルの登録モニターに対しインターネット経由で調査票を配布・回収。首都圏(251自治体・1,553駅)居住の20歳以上の男女を対象に、「住みここち」については19・20年度累計12万3,106人分の回答を、「住みたい街」に関しては20年度分の6万5,311人分の回答を集計したもの。近接駅は統合し、2つの駅を統合した場合は駅名の後にG(group)、3つ以上の駅を統合した場合はA(area)を付記している。

 「住みここち」については、親しみやすさや治安、生活利便性、行政サービス等8つの要素に関する54の設問で調査。

 「住みここち(駅)」ランキング1位は「半蔵門・麹町G」(東京メトロ半蔵門線)。皇居や最高裁判所、国立劇場等が至近で治安が良いこと、緑が多いことが評価された。2位は築地場外市場がにぎわう「築地・新富町A」(東京メトロ日比谷線)、3位は新宿・渋谷へのアクセスが良い「世田谷代田」(小田急線)がランクインした。 
 「住みここち(自治体)」トップは「東京都中央区」。有楽町・銀座へのアクセスが良い一方で、夜は比較的閑静で治安が良い点などが評価された。2位は東京大学のキャンパスもあり教育環境が充実している「東京都文京区」、3位は目黒川の桜並木が有名な「東京都目黒区」。

 「住みたい街」ランキングは、今年から、入力されたフリーワードを基に該当する駅名・自治体名候補を表示し、選択肢の中から回答を選ばせるサジェスト方式を採用。「住みたい街(駅)」のトップ3は昨年と変わらず、1位「吉祥寺」、2位「横浜」、3位「恵比寿」。「住みたい自治体ランキング」は、1位「東京都港区」、2位「東京都世田谷区」は去年と同じ。3位は「東京都渋谷区」(昨年4位)だった。


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