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5月の近畿圏マンション発売、前年同月比8割減

 (株)不動産経済研究所は18日、2020年5月度の近畿圏マンション市場動向を発表した。

 同月の発売戸数は214戸(前年同月比84.6%減)。コロナ禍で引き続き大幅な減少となった。契約率は50.0%(同17.7ポイント低下)。

 1戸当たりの平均価格は4,286万円(同3.2%上昇)で3ヵ月連続上昇、1平方メートル当たり単価は61万6,000円(同4.2%低下)で2ヵ月連続低下した。

 即日完売物件は「ジオ北千里藤白台」(大阪府吹田市)2期4次の1戸と「ジオ山科椥辻ノース・サウス」(京都市山科区)3期2次の1戸。倍率はともに平均1倍・最高1倍だった。月末の販売在庫数は2,644戸で、前月末から53戸減少した。なお、6月の販売戸数は1,000戸程度となる見込み。


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