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シドニーで72階建てタワマン開発/三菱地所

「One Sydney Harbour Residences One」完成イメージ(左から2棟目)

 三菱地所(株)は2日、オーストラリア・シドニー中心部における住宅開発事業「One Sydney Harbour Residences One」(317戸)に参画すると発表した。

 同社3件目となるLendlease社(以下LL社)との共同事業。LL社が推進中の大規模住宅開発計画「One Sydney Harbour」の一部として開発する。

 開発地は、シドニー空港から約12km。「Barangaroo」と呼ばれる再開発エリアの一角で、周辺にはオフィスやホテル、カフェ、レストランといった商業機能や、公園等が集積している。地上72階地下4階建て。高さ約250mと、「One Sydney Harbour」計画の中でも最も高層。多くの住戸からオペラハウスやハーバーブリッジを望める。

 住戸は1~4ベッドルームで、専有面積は61~273平方メートル。ラウンジやフィットネスジムなど、ラグジュアリーな共有部を備える。また、建物内には店舗も出店するほか、建物前面には1haの公共広場も整備する。有効面積は、住宅部分が約4万7,564平方メートル、商業部分が約438平方メートル。販売総収入約1,500億円を見込んでいる。

 6月に着工しており、竣工は2024年初旬の予定。


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