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東武、職住近接支援へ沿線にサテライトオフィス

「ソライエプラスワーク草加松原」

 東武鉄道(株)は6月30日、サテライトオフィス「ソライエプラスワーク草加松原」(埼玉県草加市)と「ソライエプラスワークふじみ野」(埼玉県富士見市)を同時オープンした。

 同社は、2017~19年度に厚生労働省の「『仕事と子育てを支援する』サテライトオフィスのモデル事業」に参画。3施設(埼玉県草加市、埼玉県富士見市、横浜市西区)のサテライトオフィスを運営してきた。その利用者の約75%が近隣の居住者や通勤途中に同オフィスがある人だったほか、子育てや介護との両立にも役立ったという回答も得られたことから、沿線の2施設を同社が事業主体となり運営し、沿線の職住近接環境を整備し、多様な働き方を支援していく。

 「ソライエプラスワーク草加松原」は、東武スカイツリーライン「獨協大学前<草加松原>」駅徒歩3分に立地。面積は約118平方メートル、席数は18席。「ソライエプラスワークふじみ野」は、東武東上線「ふじみ野」駅直結。面積は約83平方メートル、席数は16席。モデル事業におけるアンケート結果を反映し、営業時間の拡大や即時予約対応等の利便性向上に加え、執務スペースを仕切り、プライバシーを確保する等の機能性向上も図った。会員制で、利用料金は15分200円。

 なお、同社は野村不動産(株)と提携し、同社が都心中心に18施設を展開しているサテライトオフィス「H1T」との相互利用サービスを、20年度中に開始する予定。


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