（株）毎日コムネットは9日、2020年5月期決算（連結）を発表した。
当期（19年6月1日～20年5月31日）は、売上高179億6,600万円（前期比3.2％増）、営業利益22億6,100万円（同11.2％増）、経常利益21億7,400万円（同13.0％増）、当期純利益12億円（同4.0％減）。純利益の減少は、固定資産除却損約4億5,000万円の計上等によるもの。
主力の不動産ソリューション事業では、不動産デベロップメント部門において、自社保有物件1件を開発、サブリース物件2件の取得、1件の売却を実施。管理受託を含めた総管理戸数は208棟1万659戸（同12.0％増）と増加した。
不動産マネジメント部門では、安定した入居確保を図り、4月入居率は14年連続で100％を達成した。事業全体の売上高は138億2,200万円（同7.6％増）、営業利益は25億4,800万円（同13.0％増）。
学生生活ソリューション事業は、学生顧客ネットワークを生かした収益基盤の強化に注力したが、新型コロナウイルス感染症の影響等で売上高41億4,300万円（同9.3％減）、営業利益5億1,700万円（同7.2％減）の減収減益となった。
次期業績予想は、新型コロナウイルス感染症の影響により合理的な算定が困難として未定。