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田町駅前の再開発、街区が全体竣工

「田町」駅から臨む「msb Tamachi」街区

 東京ガス不動産(株)、三井不動産(株)、三菱地所(株)が開発を進めていた街区「msb Tamachi(ムスブ田町)」内で、「msb Tamachi田町ステーションタワーN」(以下、タワーN)が15日に竣工。街区全体が完成した。

 「msb Tamachi」は、JR「田町」駅東口隣接の東京ガス不動産が所有する約2万8,000平方メートルの所有地において、三井不動産、三菱地所が「タワーS」とホテル「プルマン東京田町」(いずれも18年5月竣工)を、東京ガス不動産が「タワーN」(2018年5月竣工のスマートエネルギーセンターを含む)を、開発するプロジェクト。

 今回竣工したタワーNは、敷地面積1万3,234平方メートル、地上36階地下2階建て。事務所、店舗、地域冷暖房施設、駐車場で構成される。商業ゾーンには15店舗が出店し、9月1日より一斉に営業を開始する。

 今回の街区全体の竣工、および36店舗からなる商業施設全体開業を機に、「msb Tamachi」内のワーカーや周辺居住者、来街者を対象としたエリアマネジメント活動をスタートする。まちのにぎわい創出を図ると共に、街区の活性化、付加価値向上を進めていく計画。

 なお、「タワーS」、「プルマン東京田町」については、過去のニュースを参照。


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