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博多のオフィスビルに着工/NTT都市開発

「(仮称)博多駅東一丁目開発」イメージ

 NTT都市開発(株)は15日、大成建設(株)との共同事業である「(仮称)博多駅東一丁目開発」(福岡市博多区)の新築工事に着工したと発表した。

 同プロジェクトは、敷地面積約4,900平方メートル、延床面積約2万9,200平方メートル、地上10階建てのオフィスビルを開発。福岡市が新たに創設した容積率の緩和等を行なう「博多コネクティッドボーナス」の認定を受けている。

 博多駅周辺地区最大級の基準階面積約2,240平方メートルの無柱空間とし、最小約35坪からフレキシブルな分割区画が可能なオフィスを提供する。

 エントランス正面に設けた約940平方メートルの南側広場は、1階ピロティと歩道をつなぐ連続した空間で、視覚的にもゆとりを感じさせるパブリックスペースとして整備する。シンボルツリーの他、多くの中高木を配置するなど、大規模な緑化を施し、四季を通じてワーカーや来街者に安らぎを提供できる空間とする。

 1階にはスモールオフィスを配置。社内のスタートアップや、ベンチャー企業など多様な働き方に対応可能なオフィスの導入を予定している。

 制振構造を採用。共用部には最大72時間運転可能な非常用発電機を完備し、専有部内への非常用電源供給も対応可能とするなど、災害対策にも取り組んでいる。

 竣工は2022年7月の予定。


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