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住宅事業が黒転/ナイス21年3月期1Q

 ナイス(株)は7日、2021年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。

 当期(20年4月1日~6月30日)は、売上高483億1,800万円(前年同期比4.7%減)、営業利益8億4,300万円(前年同期:営業損失17億4,400万円)、経常利益7億9,400万円(同:経常損失17億7,100万円)、四半期純利益5億円(同:四半期純損失3億7,900万円)。祖利益率の改善、販売用不動産の売却、経費の減少等により黒字転換。

 建材資材事業は、新設住宅着工の減少で売上高は378億6,900万円(前年同期比8.5%減)となったが、オンライン受発注システム、テレワークの促進による販管費減少で営業利益は6億3,600万円(同28.7%増)を計上した。

 住宅事業は、一戸建住宅部門での計上戸数は69戸(同22戸増)と増えたことや販売用不動産の売却で、売上高は84億3,000万円(同13.4%増)、営業利益は2億4,400万円(前年同期:営業損失15億1,500万円)と黒字転換した。

 通期業績予想については、新型コロナウイルス感染症の影響が合理的に算出できないとして未定。


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