不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

分配金は2,049円/MMC20年6月期

 MCUBS MidCity投資法人(MMC)は28日、2020年6月期決算を発表した。

 当期(20年1月1日~6月30日)は、営業収益90億6,100万円(前期比5.7%増)、営業利益42億7,600万円(同7.4%増)、経常利益36億6,000万円(同8.0%増)、当期純利益36億5,700万円(同7.9%増)、1口当たり分配金は2,049円(同94円増)だった。

 当期は、新型コロナウイルス感染症による影響は限定的であり、前期に取得した3物件が通期稼働したことに加え、継続的に続けてきたテナント交渉により過去最高の賃料増額改定件数を実現したことで増収増益となった。期末時点での保有資産は26物件、取得価格総額は約2,876億円。稼働率は98.5%(前期比0.1ポイント下降)。

 なお、MMCは、8月28日付で日本リテールファンド投資法人(JRF)と合併契約を締結。21年3月1日を合併の効力発生日として、JRFを吸収合併存続法人、MMCを吸収合併消滅法人とする吸収合併を実施する。それに伴い、決算期を2月末日および8月末日に変更する予定。
 次期(21年2月期)は、営業収益122億3,300万円、営業利益53億2,200万円、経常利益43億8,000万円、当期純利益43億7,900万円、1口当たり分配金3,014円を見込む。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら