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天神でコロナ感染症対策踏まえた建て替えPJ

 三菱地所(株)は14日、商業施設「イムズ」(福岡市中央区)の建て替えプロジェクトにおいて、ポスト・コロナ時代のワークスタイル、ライフスタイルの変化を転機と捉え、感染症対策を踏まえたまちづくり等に取り組むと発表した。

 2020年8月27日に福岡市が発表した「世界に先がけた感染症対応シティ」を目指すまちづくり方針に則り詳細を検討する。換気・非接触・身体的距離の確保や、通信環境の充実といった今の時代に求められる取り組みを実施する他、3密(密閉・密集・密接)回避に有効とされるゆとりある空間づくりや、周辺の公共空間と連携したオープンスペースの整備も行なう。

 また同社は、1万5,000人のオフィスワーカーへのアンケートを基に、ポスト・コロナ時代のワークスタイル像を抽出。福岡都市圏でも企業・個人が場所や時間を柔軟に選択する働き方が進むことを予想し、イノベーションや価値創造につながる高度なオフィスの供給などを通し、福岡市による民間ビルの建て替え誘導施策「天神ビッグバン」に貢献する。

 21年8月31日に「イムズ」の営業を終了。22年度中に新築工事を着工する予定。


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