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8月の首都圏マンション、都区部以外の発売大幅増

 (株)不動産経済研究所は17日、2020年8月度の首都圏分譲マンション市場動向を発表した。

 同月の発売戸数は1,669戸(前年同月比8.2%減)と減少。地域別では、東京都区部589戸(同51.0%減)、都下168戸(同30.2%増)、神奈川県530戸(同41.7%増)、埼玉県176戸(同179.4%増)、千葉県206戸(同296.2%増)。都区部以外は、いずれも大幅増となった。契約率は68.5%(同6.9ポイント下降)。

 1戸当たりの平均価格は6,011万円(同6.2%下降)、1平方メートル単価は93万3,000円(同4.2%上昇)となった。

 即日完売物件は「ルネ本厚木」2期7次(神奈川県厚木市、3戸、平均1倍、最高1倍)。月末時点の販売在庫数は6,858戸で、前月末から392戸減少した。

 なお、9月の販売戸数は2,000戸を見込む。


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