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アズ企画、KWと業務提携しエージェント制導入

 (株)アズ企画設計はこのほど、世界50ヵ国に特約店舗を持ち不動産仲介事業を手掛けるケラー・ウィリアムズ(KW)の国内事業会社であるエージェント・グロース(株)(通称:ケラー・ウィリアムズ・ジャパン)とサブライセンス契約を締結。同社のマーケットセンター(特約店舗)となる「ケラー・ウィリアムズ・アズ(KWアズ)」を設立。同社と業務委託契約を結ぶ不動産エージェントの募集を開始する。

 KWは、世界50ヵ国に1,030の特約店舗を持ち、傘下エージェントは18万3,000人。取引件数約112万件、取扱高約36兆円を有する。アズ企画設計は、同社に籍を置かないエージェントとの業務委託契約を試行しており、それらのエージェントを介した数億円規模の不動産売買仲介が成立したことや、その人脈から新たなビジネスチャンスを獲得してきた経験から、KWとの提携により不動産エージェント制を本格的に導入することとした。

 同社はKWとの提携に基づき、マーケットセンターを運営。認定地域(東京都千代田区の一部と文京区)でのマーケットセンター開発・運営も任される。マーケットセンターとして、エージェントに対してウェブサイト、研修、マーケットツール等を提供して業務をサポートする。エージェントは、個人事業主としてKWアズと契約。成約時の仲介手数料の3割をKWアズに、1割をKWジャパンに収める。

 KWアズは、「副業」や「人脈をいかした定年退職後の職業」など新たなライフスタイルの実現手法としてエージェント制をアピールしていく。10~12月にかけエージェント制度の説明会を開催する。


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