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プレハブ住宅の完工件数、前年度から10%減

 (一社)プレハブ建築協会は14日、2019年度の「プレハブ住宅完工戸数実績調査及び生産能力調査報告書」を発表した。同協会会員に向けて調査しているもので、今回の調査時期は20年5~6月。回答企業は71社。

 消費税率の10%への引き上げや新型コロナウイルスの影響で、同年度に完工したプレハブ住宅の戸数は13万5,783戸(前年度比10.0%減)だった。全新設住宅着工戸数に占めるプレハブ住宅のシェアは、15.4%(同0.4ポイント減)と減少した。

 階層・建て方別完工戸数では、戸建住宅は4万7,876戸(同8.5%減)、低層共同建て住宅は3万4,114戸(同12.9%減)、中高層共同建て住宅は5万3,793戸(同9.3%減)。

 賃貸住宅完工戸数は7万1,378戸で、全賃貸住宅着工戸数に占めるプレハブ住宅の割合は21.3%。長期優良住宅は4万511戸で、プレハブ住宅完工戸数全体の29.8%占めた。ZEHは2万4,720戸で、戸建てプレハブ住宅全体の51.6%を占める。


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