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首都圏既存マンション成約数、過去最高

 (公財)東日本不動産流通機構(レインズ)は19日、2020年7~9月期の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 当期の首都圏中古(既存)マンション成約件数は9,537件(前年同期比1.4%増)と、4期ぶりに前年同期を上回った。また7~9月期としては、1990年5月の同機構発足以降過去最高となった。地域別では、東京都4,971件(同1.1%減)、埼玉県1,121件(同8.2%増)、千葉県1,129件(同3.7%増)、神奈川県2,316件(同2.7%増)となった。

 1平方メートル当たりの平均成約単価は55万6,300円(同3.6%上昇)。平均成約価格は3,656万円(同5.8%上昇)と、2012年10~12月期から32期連続で前年同期を上回った。新規登録件数は4万4,044件(同13.7%減)と2ケタ減に。

 既存戸建ての成約件数は3,664件(同8.5%増)と、7~9月期としては1990年5月の同機構発足以降過去最高。平均成約価格は3,162万円(同2.0%上昇)。


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