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分譲住宅で在宅勤務に対応したプランを開発

 小田急不動産(株)は28日、分譲住宅「LEAFIA(リーフィア)」の新商品・サービス開発プロジェクト「想いカタチ.ファクトリー」の第4弾として、在宅勤務に対応したプラン「ウチBiz(ビズ)」を開発したと発表した。

 同社では、開発にあたって在宅勤務に関する実態調査を実施。その結果から「在宅勤務の利用頻度」「ON・OFFの切り替え」「自分時間の創出」をキーワードに掲げた。

 「ウチBiz」は、仕事とプライベートを切り替える動作に着目し、扉の開閉やワークスペースへの出入り、収納棚への仕事道具の出し入れ等により、ON・OFFを切り替え、仕事とプライベートどちらのシーンでも利用できる空間をプランニングした。また、在宅勤務の頻度に応じたスタイル提案を用意することで、さまざまな働き方に対応する。

 普段はダイニングコーナーとして使用できる設えで、扉を閉めると3畳のワークスペースに早変わりする「ダイニングスタイル」や、3畳のカフェ風の仕事スペースを設け、子供の読書スペースや勉強スペースとしても利用できる「カフェスタイル」など、9つのスタイルを提案する。

 同社では「ウチBiz」を、販売中の分譲戸建住宅「リーフィア祖師ヶ谷大蔵」(東京都世田谷区、総戸数21戸)、「リーフィア世田谷喜多見」(東京都世田谷区、総戸数10戸)に導入した。今後も分譲戸建て・マンション問わず、継続して採用する予定。


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