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不動産、ホテルとも減収/相鉄HD21年3月期2Q

 相鉄ホールディングス(株)は29日、2021年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(20年4月1日~9月30日)の営業収益は1,087億400万円(前年同期比21.9%減)、営業損失22億4,200万円(前年同期:営業利益180億3,600万円)、経常損失32億6,000万円(同:経常利益167億8,700万円)、当期純損失33億8,300万円(同:当期純利益106億1,700万円)。

 不動産分譲事業は、「グレーシアタワーズ海老名」(神奈川県海老名市)等の集合住宅や、「グレーシアライフ横濱西谷」(横浜市保土ケ谷区)等の戸建住宅を中心に181戸を分譲。不動産賃貸事業では、緊急事態宣言期間中に行なった一部商業施設の休業等によりテナント賃料の減免を実施。不動産業全体の営業収益は339億8,900万円(前年同期比18.0%減)、営業利益66億9,100万円(同33.1%減)となった。

 ホテル業は、宿泊特化型ホテルが全店舗で営業を再開。感染防止対策の徹底に加え、非接触接客による利便性・安全性の向上へセルフチェックイン、チェックアウト端末導入を推進。テレワーク需要の増加に対応したデイユースプラン等の販売に取り組んだ。しかし、営業収益は47億1,900万円(同78.9%減)、営業損失89億5,600万円(前年同期:営業利益19億8,300万円)となった。

 なお通期では、営業収益2,213億円、営業損失99億円、経常損失120億円、当期純損失110億円を見込む。


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