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収益不動産開発事業を開始/旭化成不レジ

 旭化成不動産レジデンス(株)は12日、旭化成ホームズフィナンシャル(株)と新たな事業領域として取り組む収益不動産開発事業の初弾として、三井住友トラスト不動産投資顧問(株)が運用する不動産私募ファンド「アトラスレジデンス1」に、分譲マンション「アトラス」を賃貸化した3物件の信託受益権を譲渡したと発表した。

 分譲マンションを竣工後、賃貸住宅として入居者を募集。安定稼働を達成した後、私募ファンドに譲渡。一定期間は継続してプロパティマネジメント、ビルマネジメントを担いフィーを獲得しつつ、譲渡資金を新しい開発事業に宛てる。

 「アトラスレジデンス1」は、アトラスを対象とした私募ファンドとして10月に設立。譲渡したのは、「アトラス秋葉原アロマコート」(東京都台東区、総戸数35戸)、「アトラス秋葉原カルモード」(東京都台東区、総戸数56戸)、「アトラスリベルタ新中野」(東京都中野区、総戸数37戸)。

 同社は今後、都市開発事業の主軸となっているマンション建替え、等価交換、再開発の3本柱に続く新たな事業領域として、同事業を展開していく方針。

私募ファンドに譲渡した物件。左:アトラス秋葉原アロマコート、右上:アトラスリベルタ新中野、右下:アトラス秋葉原カルモード


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