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グループ一丸となり渋谷再開発を着実に/東急

「今後はコロナ禍のような事態を想定し、常に次に何をすべきかを考えていかないといけない」などと話す野本氏

 東急(株)は12日、ザ・キャピトルホテル東急(東京都千代田区)で東急グループ記者懇談会を開催した。

 冒頭、東急代表取締役会長の野本弘文氏は、「当社グループが手掛ける事業は、人に来ていただくことを求め、密になればなるほど収益が上がる事業。今、思わぬ事態となったが、今後はこうした事態を想定し、常に次に何をすべきかを考えていかないといけない」などと話した。

 東急不動産ホールディングス(株)代表取締役社長の西川弘典氏は、「コロナ禍でも、東急グループ一眼となって100年に一度といわれている渋谷の再開発を着実に進めていきたい」などと述べた。また、“オフィス不要論”についても言及し、「オフィスは、組織の一体感やコミュニケーションを形成し、打ち合わせしながらアイディア等をブラッシュアップするための場であるべきだと思っている。要・不要の単純で二元論的な議論ではなく、デジタル化、テレワーク化が進む中で、オフィスはどう変化し、どういう形が求められるのか、時代の変化に合せたオフィスを提案していく」などとコメントした。

「東急グループ一丸となって渋谷の再開発を着実に進めていきたい」などと述べる西川氏


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