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9月の建設総合統計、出来高が2.3%減

 国土交通省は18日、2020年9月分の「建設総合統計」を発表した。建築着工統計調査、建設工事受注動態統計調査から得られる工事費額を、着工ベースの金額として捉え、工事の進捗に合わせた月次の出来高に展開し、月ごとの建設工事出来高として推計している。

 同月の出来高総計は、4兆4,587億円(前年同月比2.3%減)となった。

 民間の出来高総計は2兆4,982億円(同8.4%減)。内訳は、建築が2兆751億円(同10.2%減)、そのうち居住用が1兆2,565億円(同9.6%減)、非居住用が8,186億円(同11.2%減)。土木は4,231億円(同1.9%増)だった。

 公共の出来高総計は1兆9,606億円(同6.8%増)。内訳は建築が3,674億円(同1.0%減)、そのうち居住用は519億円(同7.2%増)、非居住用は3,155億円(同2.2%減)。土木は1兆5,932億円(同8.8%増)となった。

 地域別の出来高は、北海道3,454億円(同20.0%増)、東北4,892億円(同0.7%増)、関東1兆4,897億円(同6.9%減)、北陸2,355億円(同1.7%増)、中部4,877億円(同4.3%減)、近畿5,686億円(同2.6%増)、中国2,363億円(同4.9%減)、四国1,314億円(同4.2%減)、九州・沖縄4,750億円(同6.2%減)。


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