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阪急・阪神不、沿線でサテライトオフィス展開

サテライトオフィスの内観イメージ

 阪急阪神不動産(株)は24日、2021年4月よりサテライトオフィス事業「ONS(オンズ)powered by point 0」を展開すると発表した。

 「自宅近くの場所で働きたい」「カフェやオープンな空間では働きづらい」というニーズに応え、個人ワークに適した全室個室(原則1人用の個室)のオフィス空間を沿線随所に整備する。

 (株)point 0と連携し、阪急阪神不動産が事業主体となって展開。pinto 0は、18社(20年11月時点)が参画する協創型コンソーシアムであり、参加企業が協創して、新たな価値を創造するための場である会員型コワーキングスペース「point 0 marunouchi」を運営している。同スペースで得たノウハウや参加企業が生み出すソリューションを組み合わせ、「安全・快適に集中できる個室空間」を提供する。

 空調ダクト経路に除菌ユニットの設置、アプリを用いてスイッチ操作を非接触化など、感染対策に配慮する。エントランスには顔認証機能を導入し、セキュリティ性も強化。また、自然音によるサウンドマスキングで音漏れも防止する。

 同社のオフィス賃貸事業の新たなサービスメニューの一つとして、従来の事業を補完するものと位置づけ、21年4月に第1号となる拠点を千里地区(「阪急千里中央ビル」内を予定)に開設する。また、同年度中に神戸三宮、京都河原町といった阪急・阪神沿線のターミナル駅での開設も予定しており、その他の中間主要駅周辺にも順次展開することを検討していく。


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