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「食」を中心に社会課題解決に貢献するまちづくり

 東京建物(株)10日、「食」に関わる社会課題解決のための団体「FUTURE FOOD HUB IN JAPAN」(以下、「FFJ」)を発足すると発表した。八重洲・日本橋・京橋エリアを中心に2021年から本格的に活動を開始する。

 イタリアに本拠地を置き、食を中心とした社会課題解決につながるエコシステム構築を世界中の都市で手掛けている世界最大規模のグローバルネットワーク「Future Food」と連携して行なう。

 歴史的に食の中心地である同エリアに、製造業、流通業、農業、研究所、教育機関、レストラン等多様な食のプレイヤーを集積・共創させ、歴史・文化と先進的なテクノロジーを活かすことで、多様な食ビジネスを創出し、世界の食をリードするまちの形成を目指す。

 FFJでは、「食」に関わる実証実験・社会実装の場「TOKYO FOOD LAB」 や食を中心としたハブスペース「SUIBA」、持続可能な 都市・社会づくりのための Open Innovation Platform「シティラボ」等の、京橋エリアにおける「持続可能な社会の実現」や「社会課題の解決」に取り組む施設を「Future Food Kyobashi Living Lab」と総称。各施設やそこでの取り組みを連携させながら、21年には食の知識と意識を向上させるための教育活動等、3つの活動を本格的に進めていく。


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