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「申し込み手続きは自宅からWebで」が30%超

 アットホーム(株)は21日、「ニューノーマル時代の住まい探し」調査の結果を発表した。住まい探しをしている18~50歳の男女412名を調査した。調査期間は9月30日~10月1日。

 どのような不動産会社に問い合わせをしたいかを聞いたところ、賃貸物件検討者では「物件写真がキレイで見やすい」(49.5%)、「物件写真の枚数が多い」(46.6%)、「スタッフの雰囲気が良い」(46.6%)がトップ3に。購入物件検討者では、「取り扱っている物件数が多い」(48.1%)、「スタッフの雰囲気が良い」(48.1%)、「物件写真の枚数が多い」(44.2%)となった。

 物件の内見をどのように行ないたいかについては、賃貸では、「不動産会社の店舗で待ち合わせをして車で訪問」(52.4%)が1位。次いで「現地で待ち合わせをして訪問」(50.0%)、「自宅でスマートフォンなどからオンライン内見」(29.6%)に。購入では、「現地で待ち合わせをして訪問」(64.1%)、「不動産会社の店舗で待ち合わせをして車で訪問」(43.2%)、「自宅でスマートフォンなどからオンライン内見」(32.5%)となり、実際の物件を見る形が賃貸・購入両方でトップ2を占めたものの、オンラインを希望する人も一定数いることが分かった。

 希望する申し込み手続きについては、賃貸・購入ともに「自宅でスマートフォン・パソコンなどを利用してWebフォームに入力・送信」がトップ(賃貸:41.3%、購入:33.0%)で、手続きを自宅からWebで実施したいという人の割合が多いことが分かった。

 なお、オンラインで行ないたい手続きについては、重要事項説明は、賃貸30.1%、購入31.6%、契約については、賃貸25.2%、購入32.0%に。その理由を聞いたところ、「新型コロナウイルスの感染対策」「オンラインの方が気軽にいろいろ聞けそう」「録画でき冷静に判断ができると思う」などの理由もあった。


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