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柏の葉で病院隣地にホテル開発/三井不

「(仮称)柏の葉ホテル計画」完成イメージ

 三井不動産(株)、国立研究開発法人国立がん研究センターはこのほど、国立がん研究センター東病院(NCC東病院、千葉県柏市)の敷地内で「(仮称)柏の葉ホテル計画」(客室数146室)の新築工事を着工した。

 国内有数のがん専門病院であるNCC東病院には、国内外から年間30万人弱が来院する。一定期間の通院や、遠隔地から入院・通院が必要な場合など、利用者のニーズに応えるため、同社がNCC東病院の土地の一部を賃借し、病院と隣接する形でホテルを建築する。

 計画地は、つくばエクスプレス線「柏の葉キャンパス」駅よりバスで6分。敷地面積約1万1,914平方メートル、そのうちホテル部分は約3,972平方メートル。延床面積約8,329平方メートル、鉄骨造地上7階建て。

 2者が共同し、客室や共用エリアの設計をはじめ、がん患者やその家族を支える具体的なサービス・機能などについて、検討していく。また、病院との連携による新たな診療モデルの創出も目指し、5GやIT等の通信環境を整備。遠隔診療やセンシングデバイス等の新たなヘルスケアサービスの開発も計画する。

 竣工後、運営は(株)三井ホテルマネジメントが担う。開業は2022年夏の予定。


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