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ケイアイS、分譲向け平屋商品を開発

「QUADRIFOGLIO(クアドリフォリオ)―幸せの平屋」初弾物件の外観

 ケイアイスター不動産(株)は5日、分譲向けの平屋住宅商品「QUADRIFOGLIO(クアドリフォリオ)―幸せの平屋」を開発したと発表。初弾として、茨城県日立市の分譲住宅地で販売を開始した。

 同社は、近年高まりつつある平屋住宅の需要に対応するため、2020年8月に規格型平屋住宅商品として「IKI」を発売。好評を得ていることから、分譲住宅向けに平屋商品を開発した。

 平屋住宅であっても家族が集まって暮らせることをイメージしてプランを練りこんだ。また、分譲する際は、日当たりの確保を重視し、敷地面積を通常の同社分譲住宅よりも広く確保するほか、接道の広さと方角にも独自のルールを設けている。

 初弾物件として、茨城県日立市で2棟分譲したところ、建物完成前に完売。建築面積は平均99.17平方メートル、間取りは4LDKほか、販売価格は約2,700万円。2棟共に18畳以上の開放的なLDKを備え、リビングには木目の勾配天井を印象的に設えた。また、家族でシェア利用するウォークスルークロークなど生活の利便性にも配慮した。

 同社は同物件の販売が順調だったことから平屋需要のさらに伸びると予測。今後、栃木県や千葉県でも分譲を予定しており、初年度10棟の販売を見込む。


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