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マンション賃料指数、首都圏は横ばい傾向

 アットホーム(株)と(株)三井住友トラスト基礎研究所は22日、2020年第4四半期(10~12月)のマンション賃料インデックスを公表した。

 アットホームが蓄積している全国12エリアの賃貸マンション成約賃料情報を基に、四半期ごとに調査を実施。09年第1四半期を基準に賃料変化を指数化したもの。指数値の差が「~-5.00」は大幅に低下、「-4.99~-0.51」は低下、「-0.50~+0.50」は横ばい、「+0.51~+4.99」は上昇、「+5.00」が大幅に上昇としている。

 当期の全国主要都市のインデックス(総合)は、首都圏では東京23区が115.57(前期比-0.27)、東京都下102.52(同-0.07)、横浜・川崎市106.12(同+0.19)、千葉西部105.34(同+0.24)とほぼ横ばいに。埼玉東南部は106.60(同+0.74)と上昇した。

 地方都市では、札幌市116.09(同+0.05)、仙台市118.27(同+0.33)、名古屋市99.17(同-1.58)、京都市116.30(同+0.79)、大阪市124.60(同+3.91)、大阪広域108.76(同+3.51)、福岡市110.87(同-0.42 )。3地域が上昇、1地域が低下、3地域が横ばいとなった。

 また、東京23区の物件タイプ別指数は、シングルタイプ(18~30平方メートル未満)が111.65(同-0.61)、コンパクトタイプ(30~60平方メートル未満)が117.94(同+0.53)、ファミリータイプ(60~100平方メートル未満)が112.74(同-2.26)。


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