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阪神石屋川駅の高架下に木造の学童保育施設

「石屋川」駅高架下の学童保育施設

 阪神電気鉄道(株)、阪急阪神不動産(株)は23日、阪神電鉄本線「石屋川」駅(神戸市灘区)東側の高架下において建設していた学童保育施設が竣工したと発表。4月1日に開業する。

 同区は、共働き世帯が増加し、子供たちが放課後に安心・安全に過ごすことができる環境のニーズが高まっている。そうした中、両社は神戸市から要請を受け、近隣住民の生活利便性を高めるため同施設を建設した。

 延床面積約230平方メートル、木造平屋建て。木造の文教・保育施設の建設に多くの実績がある三井ホーム(株)が設計・施工した。駅の高架下に位置するため、保護者が電車を利用して帰宅する際に直接迎えに行くことができる。

 三井ホームオリジナルの「プレミアム・モノコック構法」をベースとした構造を採用。高い耐震性で、児童とスタッフの安全・安心を確保する。間仕切りを極力少なくし、児童が広々と利用できる開放感のある設計をコンセプトとした。


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