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趣味嗜好も踏まえた物件をAIが提案/ウィル

 (株)ウィルは24日、新サービス「AIウィルくんの『住まい提案サービス』」の提供を開始した。

 不動産業界でAI技術を活用したサービスが普及してきているが、住まい探しでは、金額や広さ、立地といった定量化できる情報だけではなく、家族構成やライフスタイル、趣味嗜好などの定性的な情報も反映させる必要がある。そこで、“趣味嗜好などの顧客情報を活用したAI”に着目。顧客が気づいていない、自身の潜在ニーズをも満たした物件を提供することにつなげるサービスとしてリリースした。

 これまで同社で住宅を購入した顧客の希望条件求めるライフスタイルに関するデータをAIが学習。顧客がホームページの無料会員登録後に回答するアンケートを基に、AIウィルくんが物件を提案する。提案物件は毎日更新する。

 例えば、駅から近いマンションを希望して来店した顧客が、趣味を楽しめるような郊外戸建てを購入したケースをAIが学習。この顧客に似た好みやライフスタイル・条件で探す人に、この顧客が購入した物件に近い物件を提案するといった具合に、定性的な情報を基に、提案していくことで、顧客自身が気付けないような潜在的ニーズに対応、より満足度の高い住まい探しを実現する。

「AIウィルくんの『住まい提案サービス』」画面イメージ(スマートフォン版)


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