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JR東、リート組成も視野にAM会社設立

 東日本旅客鉄道(株)は4月28日、(株)みずほフィナンシャルグループと共同で「JR東日本不動産投資顧問(株)」を設立。不動産アセットマネジメント事業に参入する。

 自社の開発・保有物件をファンドへ売却することで、ファンド事業の成長をサポート。売却により獲得した資金を成長分野へ拡大再投資し資金効率を向上。不動産ファンド事業を生活サービス事業の成長エンジンと位置付けた「回転型ビジネス」を実現する。

 JR東日本は、2020年2月から、みずほフィナンシャルグループと連携した私募ファンドの組成・運用を行なってきた。今後は、新会社によりアセットマネジメント事業を展開し私募ファンドの組成を加速。数年間で1,000億円規模に拡大する。併行して不動産投資法人((仮称)JR東日本リート)の組成も検討する。

 新会社の出資比率は、JR東日本グループが90.2%、みずほフィナンシャルグループが9.8%。


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